大阪府母子寡婦福祉大会

天王寺区にある大阪市の女性センターであるクレオ大阪中央で平成23年度の大阪府母子寡婦福祉大会が開催されました。

参加者は政令市である大阪市と堺市以外の市町村の母子寡婦団体で構成された大阪府母子寡婦福祉連合会の皆さんであり、会場一杯のお母さんがたが、元気に集っておられました。

秩父宮妃殿下の御歌である「母に幸あれ」の斉唱で始まった大会も、母子家庭と寡婦を代表されての体験発表でクライマックスとなりましたが、離婚をされ女手ひとつで2児の養育をされて、乳がんをのりこえられて今日の日を迎えられた体験談には、大変な迫力と女性の強さをしみじみ感じさせて頂きました。

また、そのなかで、苦しい時に支えになったのが、母子家庭の医療費の公費助成であったといわれました。お話に大変感動しながら、実は、今から30年ほど前、私が議会1期生のとき、当時は老人医療無料化の時代でしたが、高額所得の人まで無償になるような制度はおかしいと当時の黒田知事に質問し、それよりも、もっと困っている母子家庭の医療費の公費助成をするべきではないかと全国で始めて提言し、岸知事の時代に実現できたことを懐かしく想いだしていました。

21日からは、2月定例府議会がはじまりますが、健康福祉委員会で、母子寡婦福祉の増進にこれからもしっかり取組んでいかねばと改めて思っていました。