高校入学選抜に人間性の評価を |
Q.酒井議員 小中学校でいかに人間性を磨いても、高校入試では、点数が中心。小中学校で学力と人間形成の二つの課題に対応してもらうためには、そのことを評価する仕組みが必要。入試改革がチャレンジテストなどテクニック改革に終わっている。もっと本質の議論が必要であると思うが? A.教育委員会 入学選抜資料としての学力検査、内申書について「どのような子どもを育てるのか」の視点に立ち、それぞれの学校の求める生徒像に沿った柔軟な選抜方法の構築が必要。学力検査の実施教科、前期・後期のあり方とあわせ検討していく。 |
学校の緊急災害対策について |
Q.酒井議員 災害時、否応なく学校は避難場所となる。東北大震災でも、避難場所の指定があるかないかではなく、目の前の学校へ避難している。災害が起こったとき、まず避難を考える場所は学校である。避難施設の指定を受けているからとか、受けてないからという次元でなく、本来そういうものであると認識して学校の災害対策をすべきである。 災害時の備蓄物資も学校の生徒に対するものや、市町村の避難場所の指定によるもの、あるいは帰宅困難者に対するものなど、いろんなケースがあるが、ばらばらの対応となっている。私学では備蓄をしているところもあるが、公立では統一的に対応していない。 もっと危機管理や関係団体が連携して、緻密な対策を講ずるべきである。 A.私学課&教育委員会 大阪府の総合的な帰宅困難者対策の考え方や、府庁全体の取り組みを踏まえ、備蓄物資の整備や市町村と連携した地域社会の避難所としての対応などについて、市町村や学校、私学団体や関係部局と連携を密にしつつ、調整、検討する。 |
2月定例府議会教育常任委員会が3月13日開かれましたが、高校入試の内申書に人間性の評価を加えた総合評価制度を導入すべきだと主張しました。 また、震災や津波対策が強く叫ばれていますが、学校の緊急災害対策に疎漏がないように、緻密な対策を求めました。 |